大変申し訳ありません。頑張ってブログを継続的に投稿しようと思っていましたが、色々と考えることがあり、しばらく更新する気になれませんでした。
また今日から少しずつ頑張りたいと思います。応援していただけると幸いです。
さて、この記事の題名にもある通り、前回の投稿からしばらく時間が空いてしまった理由としましては、一時期ブログをこのまま続けるか辞めるかで本気で悩んでいたからです。
元々このブログを開設した当初は、自分が経験した癌について知ってほしいという気持ちで始めました。しかし、抗がん剤の副作用などで、食欲が落ち、いろいろなことに対するやる気が落ちてしまい、ブログに向き合う時間も減ってしまいました。また、骨肉腫という珍しい癌ということもあり、治療中に一生懸命更新しても、誰も見ていない、誰も求めていないんじゃないかと思うようになりました。
現在、コロナ禍ということもあり、面会は家族でも禁止されており、治療中病院ではずっと一人です。入院する前は、たとえ面会ができないこんな状況でも、病院内では同じ骨肉腫や整形外科の患者さんと色々相談できると思っていました。しかし、私の病院ではコロナ患者の病床として整形外科病棟が選ばれたこともあり、整形外科の患者さんは皆さん整形外科以外の病棟で入院しています。こんな書き方はあれかもしれませんが、私のいる病床は、ほぼ全員私の祖父の世代です。大部屋だと看護師さんとのいろいろな会話が聞こえてきます。
「孫が結婚するんだよ〜」
「私は獣医師でねえ、・・・」
「もう5年以内に死ぬのはわかっとる。副作用も強いし、もう治療はいい!、、、」
「家のことはもう全部片付けてきた。いつ死んでも構わん。」
入院中いろいろな人の会話を聞いてきました。一つ思いました。羨ましいって。70も80も大きな病気なく生きてるじゃないかって。わかっています。私のこの考えがどうしようもなく心の狭い考えであることは。
でも、
でも、
でも、
初めての入院前、「癌に負けてたまるか!同じ境遇の人と一緒に支えあってがんばろう!」と思っていた私にとって、祖父世代の人たちの「これまで十分生きた。」と解釈できる言葉は、私に「癌は人生の終わりだよ」と囁いているようでした。
申し訳ありません。話が少し逸れてしまいました。結局、私は一緒に相談できる仲間が欲しかった。抗がん剤の副作用に必死に耐えながら足掻いている自分を誰かに見て欲しかったんだと思います。そして、今でも心の奥底ではそう思っていると思います。本来、日記は自分の日々の記録を書き留めるものです。このブログは日記であると同時に、誰かに知って欲しいという願望で書いています。誰でもいいです。本当に誰でもいいんです。もし、このブログを読んで少しでも何か思うことや質問、感想などがあればコメントやメールなどお待ちしております。それがきっと今後このブログを続けていく力になると思います。
今後はこのブログを継続的に続けること、抗がん剤に負けないことを目標に頑張りたいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。
よければコメントお願いします!!
初めまして。
Twitterから来ました。率直な文章に感銘を受けました。
私もがんサバイバー(経過観察中)ですが、40代で割とやり切ったと思ってる方なので、やはりおじいさん寄りの目線かもしれないなと考えさせられました。
逆に20代で罹患していたらとても今のような穏やかな気持ちではなかっただろうなと。
とりとめなくて恐縮ですが、応援してます!読んでます!とお伝えしたくて書き込みさせて頂きました。ピントのずれたコメントになってましたら申し訳ありません。
コメントありがとうございます!
癌のブログである以上、訪問してくださる方々は自分と同じ様に病気と闘っている方がほとんどだと思うので、年齢は離れているかもしれませんが、同じ境遇の人からご声援をもらえるのは嬉しい限りです。
僕が20代前半ということで、治療が終わっても5年間の経過観察中に結婚や就職の時期を迎えるので、本当に悩むことばかりです。
今後もぼちぼちと更新していくので、どうぞよろしくお願いします。