骨肉腫 治療前からの体重変化 (9/24更新)

抗がん剤治療における体重変化をグラフにまとめました。現在も治療中なので、約2週間おきに更新していきます。下記のグラフでは①治療開始前から現在までの一括の体重変化、②抗がん剤治療ごとの体重変化を分けてグラフ化しました。

前提条件として、筋肉が落ちるのが嫌なので、体調的に食べれる際は出来るだけ部活していた時の分量を食べるようにしています治療開始前:身長182cm、体重75.5kg

(グラフを読む際の注意点)

グラフ上の赤い点線治療開始前の体重(75.5kg)を表しています。また、正確性を期すため、体重は入院中の体重のみを記載しています。休薬期間中の自宅での体重は、体重計が病院と異なるため測定していません。

グラフ中のAPはドキソルビシン(アドリアマイシン)+シスプラチン療法。Mは大量メトトレキサート療法を表しています。MMはMを2週連続で行ったことを表しています。

詳しい抗がん剤の日程については以下の記事をご覧ください
分かりやすいように抗がん剤の累計回数(入院回数)を○回目のように表しています。

体重変化についての個人的見解

以下①②のグラフから分かる事として、入院中の変化ではAP療法では入院時より退院時の方が体重が増加している一方で、M(大量メトトレキサート)療法では体重が減少していることが分かります。あくまで抗がん剤の違いや、追加で行う点滴の種類や量の違いによるもの、加えて個人差があるので一概には言えませんが、研究がら非常に面白い傾向だと思いました。

AP療法での体重変化について


AP療法では副作用として悪心や吐き気が伴い食欲が低下するため、体重が低下してもおかしくありません。しかし、私の場合はAP療法では便秘気味になるのでそれにより体重が増加していると考えられます。一方、AP療法終了後から次のM療法開始時には体重が低下しているのが分かります。これは退院後も悪心や吐き気のため食事量が低下したことによるものでしょう。

M療法での体重変化について


M療法では食欲不振に加えて口内炎ができやすくなるため、口内炎ができると痛みにより食事量が低下してもおかしくありません。私自身も初めてM療法を行った際は口内炎が舌や喉など同時に6〜7個できてしまったため、入院中や退院後に食事量が大きく低下し、それによって体重が低下したと考えられます。しかし、2回目のM療法からは口内炎対策を徹底的に行ったため口内炎はできませんでした。実際、2回目以降のM療法終了後から次の入院までは体重が増加しているのが分かります。これは、退院後に普通量の食事が取れていたからだと考えられます。

今後の課題


よって唯一原因のはっきりとしていない、口内炎が出来ていない状態でのM療法中の体重低下の原因を調査するため、明日から再びM療法で入院するので、入院中に体重が低下しないよう食事量を一定に維持することを意識して、体重低下の原因を探したいと思います。(9/11 執筆)

体重維持のための努力(9/24追記)

今日までの2週間、MM療法で入院していました。今回は体重が落ちないよう食事量を一定に保つことを意識することに加え、昼・夜食それぞれ1,000キロカロリー摂取できるよう努力しました。しかし、M療法の吐き気に加え、食べ過ぎ(?)による吐き気も加わり毎日鬱々としていました。

結果的に1,000キロカロリーを摂る食事は最初の1週間で辞めました。後半の1週間は1食当たり800~900キロカロリーを目指して調整しました。結果的に入院時と比べて退院時の体重は約0.7kg減量しましたが、後半1週間は体調がかなり良かったです。今回の入院でもMM療法中に体重が低下する大きな理由はわかりませんでした。しかし、入院中は体重維持の努力よりも、体調面を安定させる方が重要であることを再認識しました。体重は退院中に増やそうと思います。

①治療開始前から現在までの一括の体重変化

②抗がん剤治療ごとの体重変化

術前AP療法 1回目

術前M療法 2回目

*本来の予定ではMを2週間連続で行う予定でしたが、腎機能の値が悪化したため、2週目のM療法は中止しました

術前AP療法 3回目

術前MM療法 4回目

手術入院

手術後も2週間弱入院していましたが、手術部位の痛みのため、ベッドから起き上がることすらままならなかったので、体重は測定できませんでした

術前初回AP療法 5回目

術後MM療法 6回目

術後A療法 7回目

術後MM療法 8回目

よければコメントお願いします!!

  1. 匿名 より:

    娘は②でした。

タイトルとURLをコピーしました